皆さんこんにちは!
現在コロナ禍で在宅勤務に切り替わったりと生活環境が変わった方も多いと思います。
そんな中、これからダイエットを始めるぞ!
早速食事制限をして、カロリー計算して、筋トレして・・・
などとダイエットの準備を始めている方も多いのではないでしょうか。
意気込みがあるのはとても良い事です!
でもちょっと待って!
これまであなたにとって普通の食事をしていて、今日から!明日から!等勢いに任せてダイエットを始めると、いきなりの食事制限などに耐えられず、挫折してしまう原因になります。
そこで、「ダイエットを始める前に、その食事習慣を見直しておけば、いきなり食事制限するより楽だよ」という事を3つお伝えします。
ダイエットは、人によりますがやはり食事の質を変えたり食事制限をする事は必要になると思うのですが、今回のこの記事は食事制限をするタイプのダイエットを始めようとしている方に向いています。
それでは早速行きましょう!
目次
1.避けて欲しい食事習慣3つ

初めに結論から書くと、食事習慣として避けるべき事は
- 食事をお腹一杯食べる
- よく噛んで食べない(早食い)
- 濃い味の食事が多い
コレです。
これをダイエット前に改善できるかできないかでダイエットの成功率や、ストレスの受け方に違いが出てきます。
次にそれぞれの理由を見ていきましょう。
2.食事をお腹いっぱい食べる
まずお腹一杯まで食べる事でどんなリスクがあるかをお話しすると、
- お腹一杯まで食べる事により胃酸が食道に逆流しやすくなり逆流性食道炎になるリスク
- 一日のカロリー摂取量の過多
- 塩分の取りすぎによる高血圧や生活習慣病のリスク
これらがあげられます。
食事を満腹まで食べる事は、育ち盛りの子供や活発に運動をする人であってもおすすめは出来ません。
満腹まで食べる事が習慣になってしまうとかなり厄介です。
これではいざダイエットを始めても「食べない」とか、「量を減らす」という事はかなりの苦痛になる事が容易に想定できます。
つまりダイエットに失敗しやすくなるという事です。
失敗を避けるために、まずはお腹一杯まで食べるのではなく、「腹八分目」を目指し、満腹状態で満足する状態から抜け出しましょう。
ここで大切なことが一つあります。
それは、食事を全て完食した時点で腹八分目になるように調整しましょう、という事です。
ココが私が自己流で実践している事で、食事を途中でやめるのは結構なストレスになるのですが、目の前のものを全て完食すると腹八分目でも満足感が増します。
自分自身を視覚から満足させるのです。
3.よく噛んで食べない(早食い)

「食事はよく噛んで食べましょう」
これを聞いた人は居ないんじゃないかと思う程有名な言葉ですね。
早食いしてしまう人は、噛むスピードが速いのではなく、よく噛まずに飲み込むことによって早食いになっている場合がほとんどです。
人は食事をよく噛むことによって
- 満腹中枢が刺激されて早い段階で満腹に感じる
- 唾液が出る事により消化吸収が促進される
- 表情筋が鍛えられて発音も良くなる
等様々なメリットがあります。
よく噛むという事は本当に大切な事なので、この項目はそれぞれ解説していきます。
満腹中枢が刺激されて早い段階で満腹に感じる
よく噛んで食事をすると、食事開始から約20~30分で、満腹中枢が刺激されて食欲が抑制されていきます。
早食いしてしまう人は、嚙む回数が少ないためこの満腹中枢が刺激される前に食事を終えてしまうので、「まだ足りない」と勘違いし、余計に食べ過ぎてしまいます。
食事をする際はゆっくりよく噛んで食べる事で、満腹中枢を刺激すると同時に、消化器官への負担も減らすことができます。
唾液が出る事により消化吸収が促進される
人間は食べ物が口に入った段階から酵素によって消化が始まります。
この酵素は嚙む事によって唾液として分泌されます。
つまり、よく噛んで食べると消化吸収がしやすくなり、消化器官の健康が維持される事につながります。
表情筋が鍛えられて発音も良くなる
なんとなく想像できると思いますが、噛む回数が多いと口周りの筋肉が鍛えられるのと同時に表情筋も同時に鍛えられて表情が豊かになり、発音も良くなると言われています。
沢山噛んで、体の筋トレより先に、口周りの筋トレを開始しましょう!
4.塩分の取りすぎによる高血圧や生活習慣病のリスク

濃い味は塩分の取りすぎに繋がります。
2020年の厚生労働省の摂取基準の発表では、塩分の量を
「成人男性は1日あたり7.5グラム未満、成人女性は1日あたり6.5グラム未満」
としており、WHO(世界保健機関)は
「一日当たり5グラム未満」
という推奨をしています。
つい飲み干してしまうラーメンの汁や、揚げ物にかけるソースやしょうゆの量などは特に注意がです。
塩分の取りすぎは高血圧や脳梗塞、心臓病の原因になる事も有名です。
ダイエットと塩分って関係ないんじゃない?と思う方もいると思いますが、実は関係があります。
塩分を取ることによって血中の塩分濃度が高まると、この濃度を薄めようと体が水分をため込みます。
これがむくみとなって現れるわけですが、なかなか体重が落ちない原因になるのです。
全く塩分を取らないのではなく、カロリーなどの他に塩分の計算もして、なるべく塩分も抑えた食事を心がけましょう。
また、ダイエットしている最中に低糖質や、低カロリーの食品を口にする機会も出てくると思うのですが、このような食品は薄味の事も多々あるのです。
毎日食べる食事が「美味しくない」とストレスを受けない為にも塩分、プラスαで甘すぎるものも控えると良いですよ。
5.まとめ
今回は、ダイエットを始める前に避けるべき3つの食事習慣を書きました。
- 食事をお腹一杯食べる
- よく噛んで食べない(早食い)
- 濃い味の食事が多い
そして、実行すべき事はこの食事習慣の逆の事である事も書きました。
薄味にできるだけ慣れて、食事をする時はよく噛んで、腹八分目まで食べましょう。
ダイエットを始める前の自分に、食事の習慣によるストレスを分散させる事前準備です。
同じ自分は自分でも、ダイエットを始めた自分に全てを任せるのはストレス量が増えて挫折してしまう事に繋がります。
ダイエットを始める前です。
まだ間に合います!
たとえダイエットが無事に終了したとしても、今回紹介した良い食事習慣を続ける事によって、理想の体型維持にも繋がります。
少しずつ実践していって、理想の自分になれるような、自分に合った食事習慣を身につけていきましょう!
それではまた!
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