!!!この記事にはチャドクガによる皮膚炎になった際の写真(ブツブツ)を掲載しています。苦手な方はご注意ください!!!
皆さんこんにちは!
今回は実体験シリーズとして「チャドクガ(茶毒蛾)」という毒蛾の被害にあったお話をしていきます。
チャドクガは4~10月にかけて発生する、ツバキやサザンカを食害する蛾です。
卵から幼虫、蛹、成虫まで常に毒針毛(どくしんもう)を纏っている為、直接触れたり、風に乗った毒針毛が皮膚に刺さると皮膚炎を起こしてしまう厄介な毒蛾です。
私は皮膚炎になるまでチャドクガの事を全く知らなくて、皮膚がブツブツになって不安になった事を今でも覚えています。
それでは早速行きましょう!
1. 7月の暑い時期!Tシャツでお出かけ

7月の下旬、新しい環境下にいた私は多少の時間があったこともあり、新しく購入したお気に入りの自転車でアパートから森林公園を越えて海に行く事にしました。
7月下旬の陽気はとても暑い!天気も良かった事もあり服装はTシャツにジーパン。
早速自転車に乗って出発しました。
森林公園を20分ほど走ると、海が見えてきました!
しばらく景色の良さ、海水の冷たさ、潮の匂いを感じて、元来た道を帰りました。
2. 帰宅後、皮膚に痒みが出る
無事に帰宅し、ご飯を食べていると何やら右腕が痒い。
見ると知らぬ間に発疹の様なものが沢山できていました。

赤みはあまりないけど広範囲で、ちょうどTシャツで隠れない所から始まっています。
こんな事は初めてだったのですが、出かけている間に何かを触ったりしたわけでも無いので全く思い当たる事がありませんでした。
この時点で結構な痒みがありましたが、虫刺されの塗り薬を塗ってそのまま放置しました。
3. 2日目、3日目・・・もう限界!病院へ
次の日の発疹は・・・


立派な水疱へと成長していました。
そして、とにかく痒い!痒い!痒すぎる!!!
この一粒一粒が猛烈に痛痒い!
虫刺されの塗り薬も効果あるの?という程効果が感じられません。
そして痒くて何をするにも気になってしまう、そして痒すぎて眠れませんでした。
そして3日目・・・


全く良くなるどころか水疱が増えていきます。
画像では伝わりませんがとにかく痒くて、常に鳥肌が立っている状態です。
見た目も相当グロいのでついに病院(皮膚科)に行きました。
4. チャドクガと塗り薬

病院に行き先生に発疹を見せると、図鑑の様なものを開き、
先生「これはこのチャドクガという蛾による発疹です」
コレ「チャドクガ・・・?」
という流れで初めてチャドクガの存在を知りました。
そして塗り薬を貰って塗る日々が続き、徐々に症状も収まっていきました。
ですが塗り薬を塗る際も痒くて鳥肌MAX!
痒くて鳥肌が立つという現象はこのチャドクガによる皮膚炎になったのが初めてです。
5. まとめ

今回はチャドクガによる皮膚炎の体験談を書いてきました。
森林公園の中でいつの間にか蛾と衝突してしまったのかもしれませんが全く気づきませんでした。
そして以前、血液型検査の際にアレルギー検査もしたのですが、その時にアレルギーに「蛾」があったのを思い出しました。(蛾アレルギーなんてあるんだ・・・)
このアレルギーもあり、症状が数日で激化してしまったのかなとも思います。
画像の皮膚炎の状態だと、跡が残るか心配になるのですが、症状が治まっても暫くは皮膚が少し黒くなりましたが(蚊に刺された後の様な)、徐々に薄れていき、跡にはなりませんでした。
ですが私はいくら痒くてもかかなかったので跡は残りませんでしたが、かいてしまい、水疱を自分で潰してしまったり出血させてしまったりした場合は跡になる可能性が高くなるので気を付けた方が良いと思います。
とにかくチャドクガかな?と思う痒みと症状がでたら、早く病院に行って適切な処置と薬を貰って直した方が、跡が残りにくいでしょうし、精神衛生上も安心なので、自己ケアよりも病院に行く事をお勧めします。
そして、暑くなってくると薄着で山に入ってバーベキュー等する方もいるかと思いますが、せめて虫よけや、薄くても良いので長袖を着用して肌の露出を避ける事が、チャドクガに限らず様々な虫やケガから自分を守る事に繋がります。
なってしまってからは遅いので、なる前にできるだけ予防して、楽しいイベントは楽しく行いましょう!
チャドクガは毒針毛が風に乗って皮膚についてしまっても皮膚炎を起こしてしまいます。
チャドクガを見つけたらチャドクガ専用固着剤を使用すると良いですよ。
チャドクガ専用の商品が出るという事は結構な厄介者なのですね。
皆さんも気を付けてくださいね!
それではまた!
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